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純粋国内技術 リニアモーターカー ふわりと浮いた

登録:2012-11-29 23:51 修正:2012-11-30 05:23
仁川(インチョン)空港で試験運行…来年開通
日本に続き世界2番目 商用化
騒音・振動少なく補修費用削減
リニアモーターカー. ニューシス

 29日仁川国際空港で‘都市型リニアモーターカー’が初の試験運行を行った。 線路上に高さ8㎜に浮いて走るリニアモーターカーは安定的に速度を上げていった。

 リニアモーターカーは電磁石の力で線路上を浮いた状態で運行する。 車輪の摩擦がないため、騒音・振動・粉塵などがほとんど発生せず、乗車感も優れているという長所がある。 線路と車輪間の摩耗現象がないため、維持・保守など運営費も一般鉄道に比べ70~80%水準に過ぎない。

 ただし初期建設費が高く電力消耗が多少高いという短所があった。 1985年から当時の産業資源部の国策課題に選ばれ研究作業に入ったが、2006年になって実用化技術開発に着手した理由でもあった。 この実用化事業は白紙化されて2007年に再び計画されるなどの迂余曲折も多かったという。

 しかし研究の末にドイツ・日本などリニアモーターカー先進国に比べて初期建設費を節約できる余地をたくさん捜し出せた。 線路の軽量化と曲線コンクリート打ち技術などを活用した結果、実際にこの日試験運行を行った都市型リニアモーターカーの建設費は、路線1kmあたり400億ウォン水準と推算された。 国内に建設されている他の軽電鉄(1kmあたり400~450億ウォン)より若干安い水準だ。

 この日試験運行を行ったリニアモーターカーは来年8月に正式開通し、仁川空港と併設都市である龍遊(ヨンユ)地区を結ぶ6.1kmのデモ路線を走ることになる。 最高時速は110km/hで部品の国産化率は97%に達する。 リニアモーターカーの開発と路線建設には4145億ウォンが投入され、来年8月には日本の名古屋に次ぎ世界で2番目に商用リニアモーターカーシステムを運営することになるわけだ。

 この日、国土海洋部はクォン・ドヨプ長官をはじめとする150人余りの関係者が参加した中で、仁川国際空港駅で都市型リニアモーターカー実用化事業成果報告および試乗行事を行った。 国土海洋部ペク・ヒョンシク広域都市鉄道課長は「最先端親環境交通手段であるリニアモーターカーを純粋自国技術で開発し商用化したことで、開通後に無料運行されるリニアモーターカーは仁川空港を通じて海外と行き来する内・外国人に新名物の位置を占めると期待する」と話した。

ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/563091.html 韓国語原文入力:2012/11/29 20:23
訳J.S(1166字)